ご報告が遅れましたが、実はこのコロナ禍に、大阪国際音楽コンクールに続いて、昨年末にもう一つ、フランスのレオポルドブラン国際音楽コンクール室内楽部門を受けてみましたところ、森本さんと3位を頂きましたオンラインでの開催となり、世界中から沢山のグループが参加していたようです。その多種多様な編成と参加者の数を思うと、その中で、グランドハープとソプラノの弾き歌いというクラシックの世界では極めてイレギュラーな形でありながらこうした評価を頂けたということが、私自身、こんなことをやっていて良いのだろうかと悩んで来た時間が長かっただけに、何よりも嬉しく有難いことでした。ある作品に関しては、昨年、森本さんと二人これ以上もう練れないくらいに研究しましたが、それでも少し時間が経つと、また新しい発見や見方が現れるのが、音楽の奥深さであり面白さでもあります。これを励みに、今後も精進を重ねて行きたいと思います。
Last month, after receiving the highest prize at the Osaka International Music competition, we also participated in the Concours International de Musique et d’Art Dramatique LEOPORD BELLAN, which was held online, and was placed at the 3rd prize Considering the number of participants and the diversity of the groups, what was most happy for me is that the new form of performance I have cultivated so far combining the harp and soprano singing was evaluated high enough with Morimoto-san’s flute equal to the authentic style of the chamber music, for I have been wondering if it really worth doing this for many years.